厚生労働省|武見大臣会見概要(令和5年9月14日(木) 11:20~ 11:23 省内会見室)
広報室
会見の詳細
閣議等について
大臣: 昨日、厚生労働大臣を拝命しました武見敬三です。
国民の生活を生涯にわたって支える厚生労働行政を担当することになりました。改めてその責任の重さを感じているところです。新型コロナウイルス感染症への対応など、感染症対策の強化、更に安心安全なマイナ保険証を含む医療DX、医療介護福祉の向上に確実に取り組んでまいります。また、持続的な賃上げの実現に向けて、リスキリングによる能力向上支援、そして多様な人材が活躍できる環境整備に取り組みたいと思います。
総理からは、関係大臣と協力し、以下のご指摘をいただいております。まず、新型コロナウイルス対応について、引き続き万全の備えをしつつ、社会経済活動の回復に向けた取組を進めること。次に、感染症の発生・まん延時における体制整備や、治療薬・ワクチンを迅速に開発・生産するための環境整備等を行うこと。次に、全世代型社会保障を構築するため、こども・子育て支援の充実や、医療・介護制度の改革等に取り組むこと。次に、構造的な賃上げに向けて政策を総動員し、働く人への分配を強化すること、リスキリングによる能力向上支援等の労働市場改革を進めること。次に、マイナンバー情報の総点検を着実に進めること。また、保険証の廃止を巡る1つ1つの不安に丁寧に対応し、マイナ保険証の利用促進に取り組むこと。次に、認知症について、総合的な施策を推進すること。更に、世界の保健課題の解決に貢献し、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成を目指すことなど、多岐にわたる対策を進めるようご指示がありました。これから国民のため、これらの課題に全力で取り組みたいと思います。引き続き、皆様方のご支援とご協力、よろしくお願い申し上げます。私からは以上です。
出典:厚生労働省 Webサイト
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00590.html